6. 心不全の原因となる病気について
心不全の原因疾患としては、心臓の血管が詰まる心筋梗塞や狭心症、心臓に圧力がかかる高血圧、心臓の中で血液の逆流を防ぐ弁が障害される弁膜症、心臓の筋肉に異常が起こる心筋症、さらに、感染症、自己免疫疾患、代謝疾患、心筋炎、心アミロイドーシス、遺伝、アルコールなどが原因で発症する二次性心筋症3)、拍動のリズムが乱れる不整脈、先天的な心臓の病気などがあります。
3)日本循環器学会,他.急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版).2018.p.14-5.