2. 心不全とはどのような病気?1)
心不全は、何らかの原因で心臓のポンプの働きが低下して、「心臓が悪いために,息切れやむくみが起こり,だんだん悪くなり,生命を縮める病気」です。
心臓のポンプとしての役割は2つあります。一つは「静脈から血液をくみ取る役割」、もう一つは「血液を送り出す役割」です。
心不全の患者さんでは、この2つの心臓のポンプの役割のどちらか一方または両方の機能が低下しているため、さまざまな症状が出てくるのです(図3)。
1)木田圭亮(編).ナースが知りたい心不全のキホン.大阪:メディカ出版;2019.
図3< 心臓のポンプとしての役割 >

木田圭亮(編).ナースが知りたい心不全のキホン.大阪:メディカ出版;2019.p.12.を参考に作成
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